研修会参加

こんにちは院長の武田です。

 昨日は、神奈川県歯科衛生士会の研修会に特別にお呼び頂きましたのでおじゃをさせていただきました。講師の先生はこの災害部門ではとても著名な先生で、わたしもいろいろとご相談をさせていただいている方です。

 

歯科衛生士会研修会

 

 昨年の能登半島地震の際にもこのブログでお話をさえていただきましたJDAT(日本災害歯科支援チーム)は、歯科職によるチームですので歯科衛生士もその編成要員となっております。前回のチームは歯科医師のみのチームでしたが今後は連携を図り共に災害対応をできればと思っています。

 災害関連死という言葉を最近ではよく耳にするようになってきましたが、これは災害の直接死をせっかく免れても、慣れない避難所生活などで病気を発症してお亡くなりになってしまう事です。その災害関連死の中でも高齢者の方の中で多く見受けられるのが誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎の原因として口腔内の環境悪化などがあげられますので口腔ケアがとても重要になってきます。避難所では輸送や備蓄などの関係から普段とは違った食事が提供されますので、食事がとれず低栄養になってしまうなど、避難生活は口腔管理がとても重要になります。このような状態にならないよう、歯科衛生士や栄養士などともに多職種にて連携をすることが重要と思っておりますので、今後も歯科医師だけでなく様々な分野での交流を怠らぬよう頑張ってまいります。

 

逗子デンタルクリニック