歯科技工士の災害時の対応について

こんにちは院長の武田です。

今まで、災害関連などで歯科医師や歯科衛生士などに講演などを行ってまいりましたが、昨日は歯科技工士さんに対しての災害時の歯科チームの一員としての対応について研修会に行ってまいりました。

「歯科技工士」という仕事を聞いたことがあるとは思いますが、技工士さんは我々歯科医療を行う者にとって無くてはならない仕事です。我々歯科医師が歯を削ったり、入れ歯の型取りをしたものを技工士さんが銀歯や義歯などとして完成してくれます。

災害時においても、避難の際に入れ歯が壊れた、無くした、避難所に持ってこれなかったなど様々な状況により「歯が無い」状況などが生じます。平時なら、おかゆを作ってなど数日は対応できるかもしれませんが、災害時は食べるものも限定されてしまいますので「歯が無い」状況はとても大変な状況です。

そういった観点からも、災害時に歯科技工士の参入はとても必要なのですが現状では災害時の歯科医師などとの十分な連携は取れているとは言いにくい状況です。そこで、今回は東京都技工士会よりご依頼がありましたので、歯科医師3名で講習に行ってまいりました。

 

研修に参加していただいた方も熱心に取り組んでいただきましたが、私の方も技工過程お話などを伺うことができとても勉強になりました。災害時は医科・歯科などの分野でのくくりではなく多職種での連携が大事になりますので今後も様々な職種の方と一緒に災害対応をできればと思っております。

逗子デンタルクリニック

講演会のご報告

 こんにちは院長の武田です。

3/12,13と講演をさせていただきましたのでご報告申し上げます。

3/12は逗葉歯科医師会主催の「逗葉歯科医師会在宅歯科医療研修会」で逗子葉山の福祉関係の方々や行政の方などに災害時の歯科対応や災害福祉チームDWATなどついてお話をさせていただきました。

 

3/13は横浜の神奈川県警察本部にて、警察官の方や海上保安官の方へ歯牙鑑定における講習をさせていただきました。当日は県警の移動日であったため、県警本部へ移動されたばかりの方もいらっしゃり慣れない中での受講となって大変だったかと思います。しかし、皆さんお疲れの中でも真剣に受講してくださりましてありがとうございました。

 

ちなみに昨年は横浜の海上保安部で講演でしたが、今回は神奈川県警察本部でした。ここは以前も来たことがあるのですが、最上階の展望室からの眺めがとても良くみなとみらいが一望できます。さすがに警察本部であるためセキュリティが厳しく通常は入ることすらできませんが、このような機会にちょっと覗かせてもらえることも楽しみにしてます。

県民を守ることに尽くしていらっしゃる警察官および海上保安官の方に感謝をしながら、また機会があればお話をさせていただけたらと思います。

と思っていましたら、翌週には海保で仕事があり「先週は講義を聞きました!」と言ってくださったので少し補足説明などもさせていただきました。

 

研修会参加

こんにちは院長の武田です。

 昨日は、神奈川県歯科衛生士会の研修会に特別にお呼び頂きましたのでおじゃをさせていただきました。講師の先生はこの災害部門ではとても著名な先生で、わたしもいろいろとご相談をさせていただいている方です。

 

歯科衛生士会研修会

 

 昨年の能登半島地震の際にもこのブログでお話をさえていただきましたJDAT(日本災害歯科支援チーム)は、歯科職によるチームですので歯科衛生士もその編成要員となっております。前回のチームは歯科医師のみのチームでしたが今後は連携を図り共に災害対応をできればと思っています。

 災害関連死という言葉を最近ではよく耳にするようになってきましたが、これは災害の直接死をせっかく免れても、慣れない避難所生活などで病気を発症してお亡くなりになってしまう事です。その災害関連死の中でも高齢者の方の中で多く見受けられるのが誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎の原因として口腔内の環境悪化などがあげられますので口腔ケアがとても重要になってきます。避難所では輸送や備蓄などの関係から普段とは違った食事が提供されますので、食事がとれず低栄養になってしまうなど、避難生活は口腔管理がとても重要になります。このような状態にならないよう、歯科衛生士や栄養士などともに多職種にて連携をすることが重要と思っておりますので、今後も歯科医師だけでなく様々な分野での交流を怠らぬよう頑張ってまいります。

 

逗子デンタルクリニック

講演してきました。

こんにちは院長の武田です。

昨年は、講演や発表が重なっていたのでバタバタとしておりました。災害関連のことが多かったのですが一応今更ですがご報告いたします。

10月には鎌倉保健福祉事務所にて、神奈川県の保健所の方や他地区の歯科医師会の先生方を対象に昨年の能登半島地震における神奈川県JDAT派遣についてのお話や日本災害歯科支援チーム(JDAT)の成り立ちなどについて講演させていただきました。

同じく10月後半には、神奈川県の各地域の歯科医師会の災害担当者に災害時のクロノロジーの方法や、各地域での災害対応について講演をさせていただきました。

 

11月には、昭和大学にて日本職業・災害医学会のシンポジストとして招聘されましたので歯科における災害時の対応と多職種連携についてお話をしてまいりました。

また、来月にも講演がありますので無事終了いたしましたらご報告いたします。

警察歯科医全国大会

こんにちは院長の武田です。

先日、山口県において第20回警察歯科医全国大会に出席してまいりました。今回は、神奈川県歯科医師会として2演題と神奈川県警から1演題の発表をしてまいりました。

今回は、他県からも能登半島地震に対する報告が多く発表されおりました。演者の方々と直接お話をさせて頂き色々と勉強をさせて頂きました。

 

JDAT派遣により得られた知見を加味した神奈川県歯科医師会災害時体制整備の考察
死因究明等推進基本法における警察歯科の役割
神奈川県警察におけるポータブルレントゲンを活用した歯科身元確認

ちなみに、山口県は初訪問でしたので少し観光もしてまいりました。

ニューヨークタイムズ紙で「2024年に行くべき52か所」の3番目に山口市が紹介されていたので期待大で行って来たのですが目玉の瑠璃光寺五重塔は改装中で残念ながら見ることはできませんでした。

瑠璃光寺五重塔
改装中

しかしながらお庭も綺麗で境内を散策させていただきました。また、秋吉台や角島大橋などとてもきれいな景色を堪能し価値ある学会遠征をしてまいりました。

秋吉台
秋芳洞