マウスガード講習会

こんにちは院長の武田です。

先日の2/11にマウスガードの講習会に行ってまいりました。

今回はベーシックセミナーなので普段の復習と疑問点への質問や、最新の情報の収集などを目的に勉強してまいりました。

また、マウスガードの勉強に限らずスポーツ基本法に基づくスポーツ基本計画の策定やアンチドーピングなどについても勉強してきました。

歯科の世界には、腫瘍や外傷等を治療する口腔外科、子供の診療する小児歯科、その他、矯正歯科など様々な分野がありますがその中にスポーツ歯科という分野もございます。このスポーツ歯科は、マウスガードのみならずかみ合わせなどによるパフォーマンスへの影響等スポーツ歯学に関する研究をする学問です。

2020年には東京オリンピック・パラリンピックのセーリング競技が行われます。その際、選手への治療のための薬剤投与がドーピング検査への影響等も考えなくてはなりません。こういった、通常の治療とは違った観点も視野に入れながら今後の診療に従事したいと思います。

逗子デンタルクリニック

マウスガード

こんにちは院長の武田です。

皆さんは「マウスピース」と言うと何を思い浮かべますか?

歯医者が言うと、矯正のマウスピースなどや顎関節症のマウスピース等を思い浮かべるかもしれませんが、一般的にはボクシングなどのマウスピースが思い浮かぶのではないでしょうか。

スポーツで使用するマウスピースはマウスガードと呼ばれ、歯や歯茎を守るだけでなく顎関節や唇などの保護にもなっております。さらには脳へのダメージを軽減し脳震盪予防や頚椎損傷を減少すると考えられています。

以前はスポーツにおいてのマウスピース普及率は低かったですが、近年ではボクシングはもちろんのこと、キックボクシング、空手、アメリカンフットボール、ラグビー、ラクロス(女子)などはマウスピースの装着が義務付けられています。

装着義務の無いスポーツでも、バスケットボールやサッカーなど他人との接触があるスポーツでは装着が推奨されております。実際に、敵選手との接触によって歯牙破折や歯肉裂傷等は診察をしていて珍しくはありません。

今回は、当院にラクロスをしてらっしゃる方が来院されたので新しくマウスガードを作成しました。ご自分のカラーが緑と言うことでしたので緑のラメ入りで作成しました。最近のマウスガードは様々な柄や色を選べますので他人とは違った自分用を作成できることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マウスガードは、個々によってはもちろんの事ですがスポーツの種類によってもその大きさや厚さなど様々ですので歯科医院での作成をお勧めします。

追記:先日バスケをやっている小学生の息子のマウスガードを作成したところ、なんかシュートが調子良いと言っていました(笑

注! シュート能力は努力で伸ばしてください

 

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