災害医療

こんにちは、院長の武田です。

少し前の話ですが、昨年末に災害歯科医療研修に神奈川県の代表として研修会に参加してまいりました。

どのような研修会かと申しますと、

厚生労働省 医療関係者研修費等補助金 災害医療チーム等養成支援事業
「平成30年度災害歯科保健医療チーム養成支援事業」災害歯科保健医療体制研修会

長いですが要約すると、国の方針で災害時の医療チームを担うコーディネーターを養成しようと言う感じです。2日間、朝から夕方まで缶詰状態で途中5分以上の不在の場合は、修了証を貰えないという厳しさです。

目的としては、今後起こり得る大規模災害に備え、円滑な災害歯科保健医療の展開に向けて、災害時に関係機関や関係団体との共通言語の下で適確かつ迅速に対応できる者を養成した人を各都道府県に配置することです。

災害時に医療関係者が個人で現地入りして治療に当たることは、一見すばらしいことのように思えるかもしれませんが、かえって現場の混乱を招くことにもなりかねません。そのために災害時の医療においては現地コーディネーター等を配置し、チームで災害時の医療ニーズの把握や収容機関や医療資源の情報の集約および伝達など行う必要があります。その仕事内容は様々で多岐に渡るため、平時より準備をすることが大事で、いつかは必ず起きる災害に対して出来る限りの事をしていきたいと思います。

皆さん頭では分かっていはいると思いますが、現実味が無く何をしていいかわからなくそのままになっていると思います。しかし、災害は必ずいつかはやってきますその際に後悔しないためにも多少の準備はしておきましょう。

とりあえずの第一歩として下記の本(140円)を買ってみてください。スマートフォンのアプリもあります。

 

まずは、すこしでも防災に関して関心を持ち自分や周りの大事な人の助けとなれることを準備しましょう。

逗子デンタルクリニック