生涯研修

こんにちは院長の武田です。

 医療及び医学は日々進化をしているため、新しい知識や技術の習得をする努力は欠かせません。また、今回の新型ウィルス感染症など人類がいまだかつて遭遇したことのない事などにも素早く対応をする事が強いられます。そのようものに対応すべく日頃から専門誌のチェックや学会の参加などを積極的に行っておりますが、その中の一つに日本歯科医師会における生涯研修制度というものが御座います。生涯研修制度とは ”最新の歯科医学・医術を日常の臨床に反映させるため、日本歯科医師会会員の歯科医師は、日本歯科医師会で会員を対象に実施されている学術研修事業に参加し、積極的に研鑚に努めています。”(日本歯科医師会ホームページより)

 この研修制度には既定の研修を修了した人には「修了証」か、より高度な「日本歯科医師会生涯研修総合認定医認定証」が与えられます。認定医の資格は専門性だけでなく歯科全般の知識を要求され、確認テストなどを経て単位が与えられることから日本全国でも少数しか得ることができません。ちなみにこの認定医は東京都全体でも20名、千葉県は18名しかおりません。神奈川県においても逗子、葉山、横須賀など三浦半島地域では1名だけとなっております。

 今回は私もこの日本歯科医師会生涯研修総合認定医認定証を頂くことが出来ましたが、今後も日々の努力を怠ることなく医業に従事したいと思っております。

逗子デンタルクリニック

資格習得

こんにちは院長の武田です。

昨日当院のスタッフが、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」の資格を習得しました。

 あまり聞きなれない資格ですが、医療機関においてのガス滅菌を行うにあたっての必要な資格となります。しかしながら、このガス滅菌器は全国の歯科医院ではほぼ導入をされておりません。導入されているのは大学病院や総合病院などといった大きな施設となっております。

 通常の歯科医院では、高圧蒸気滅菌を用いて滅菌を行っておりますがこちらは資格は不要となっております。当院においてはこの滅菌器も日本ではまだ導入率が低いより高度なクラスB滅菌器を開業当初より採用をしております。また、滅菌にあたっても第2種滅菌技士の有資格者が責任をもって取り扱っております。

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歯ブラシのキャンペーン

こんにちは受付の中村です。

当院でオススメの歯ブラシ『ペルラ』のキャンペーンを期間限定で実施いたします!

ペルラの特徴としては、ヘッド部分が薄くコンパクトなため奥歯や細かい箇所も磨きやすい歯ブラシです。

歯並びの良くないところにもフィットしてくれて使いやすいので私も気に入っていて、いつも箱買いしています・・(*^^)v

そんなペルラを1箱(12本入り、2,640円)購入していただくと、ペルラが1本ついてきます!!

 

お求めの際はスタッフまでお声掛けください♪

 

普通救命講習

こんにちは、受付の中村です。

先月、逗子消防署にて普通救命講習を受講してきました。

講習では、人形を用いて胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方や、AED(自動体外式除細動器)の使い方などを学ばせていただきました。

AEDの設置率は日本が世界一で、病院はもちろん、商業施設や駅、コンビニなどにも設置されており見かけることが多いかと思いますが、滅多に経験することもないので使用したことのない人がほとんどだと思います。

救急隊が到着するまでに、心肺停止の人に10分以上何も処置が行われないと、生存するのは難しいといわれています。

しかし、AEDを使用したり心臓マッサージを続けることにより助かる確率は上がりますので、できるだけ早く処置を行うことが大切になります。

何をしたら良いかわからなくても、119番に連絡するとその場でやってほしいことを口頭で説明してくれたり、AEDには自動音声ガイドがあるのでその指示に従えば救命処置を行うことが出来ます。電気ショックを与える必要があるかどうかはAEDの機械が判断してくれますので、心肺停止の方がいたらためらわずにAEDを使用してください。

講習で心臓マッサージを行ってみて、力の入れ方や同じリズムで継続して行うのが難しかったですが、周囲の人に何かあった時に早急に正しい対応ができるためにも救命講習を受講してよかったなと感じました。

そして、3時間ほどの実技等を受けた後、無事に修了証をいただくことができました。

「噛む」

「噛む」という動作は、主として「食べ物を飲み込みやすくする」という認識が多いかと思いますが、最近の研究結果で「記憶」と大きく関係していることが報告されています。

普段私たちが無意識に行っている「記憶」という役割には

・一瞬だけ覚えて忘れてしまう → 短期記憶

・時間が経っても思い出せる → 長期記憶

などのタイプがあり、繰り返し情報が出たり入ったりします。

その際に情報処理をしながら一時的に記憶を保持する機能を『ワーキングメモリー』といい、記憶の内容を探したり、現在進行中の作業に深く関わっていると考えられ、重要な役割として注目されています。

そのため、脳が疲れてワーキングメモリーの機能が低下してしまうと、無理に勉強などを続けても捗らなくなってしまいます。

そこで「噛む」という動作が必要で、ガムなどを噛むことで脳に刺激を与え、ワーキングメモリーの回復や機能の向上に効果があるということが脳科学の学会で報告されました。

そのほかにも、たくさん噛むことで顎の筋肉の発達を促したり、唾液の分泌量を多くしたり、眠気防止やリラックス効果があったりと、「噛む」ことは良いこと尽くしなのです✿

 

「噛む」ためには、歯が健康であることも大切ですので、歯周病や虫歯の治療をして定期的に歯科医院を受診することをおすすめします。

勉強や作業効率を上げるために、合間に「噛む」ことを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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