頑張ります。

わたくし院長の武田は現在までに、地域の歯科医師会(逗子・葉山)の理事を仰せつかり地域医療のために邁進させていただきましたが、今期より一般社団法人神奈川県歯科医師会の「災害対策・警察歯科委員会」の任も拝命いたしました。

現在も、九州地方での大雨による被害が続いておりますが、災害には災害の直接的な原因による「直接死」や、災害のストレスや生活環境の悪化によって発症あるいは増悪する疾患の「災害関連疾患」や「災害関連死」などがあります。

災害関連死は、「災害という特殊な事態が無かったら助かった可能性のある死亡」と定義されています。

災害時に歯科(歯医者)にできることはあるのか?

いえ、やらなくてはいけない事があるのです。

 

あまり報道されておらずご存じない方も多いと思いますが、阪神淡路大震災においての災害関連死で最も多かったのは肺炎と言われております。その肺炎の中でも高齢者においては誤嚥性肺炎が多く見受けられました。入れ歯の紛失や、水不足による口腔衛生状態の不良などにより誤嚥性肺炎に罹患し亡くなられるのは、予防することによって著しく低下することが分かっております。

現状の日本は、災害に対しての対応がまだまだ十分といえない状態ですので、今までの経験や各国の情報などを勉強して我々が行うべき事を学び、しっかりと対策を講じていきたいと思います。

 

逗子デンタルクリニック

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